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FEATURE | MORPHA WORKS

薄金の特長

ジュラルミンをiPhoneと同じ精度で“曲げる”

iPhoneの感性と精度に寄り添うカタチ

「iPhoneの良さが失われてしまう気がするから、
不格好なカバーなら着けたくない。
でも、大切なiPhoneを傷つけたくない。」

薄金シリーズはそんなお客様の声から生まれました。
iPhoneくらいシンプルで洗練されていること。
本体をしっかりとキズからまもってくれること。
そんなiPhoneカバーをかたちにしました。

わずか3つのパーツから成る薄金

薄金は、ジュラルミン製の上下のフレームと背面パネルのわずか3つのパーツから成ります。ネジは一切必要ありません。極薄のフレームがiPhoneにピッタリと寄り添い、美しい金属レリーフを施した背面パネルがあなたのiPhoneを華やかに彩ります。

モルファワークスのものづくりを支える匠達が、20年間まいにち研ぎすませてきた金属加工の業を活かして、ひとつひとつ丁寧につくりあげます。

軽さ7g・薄さ0.6mmのジュラルミンフレーム

iPhoneにピッタリと寄り添う、このシルエットをつくるためには、薄さ0.6mmに耐え、さらに軽さと強度も兼ね備えた素材が必要です。そこでアルミニウム合金の中で最高レベルの硬さと軽さを兼ね備えたA2017ジュラルミンに目をつけました。このジュラルミンは、その性能の高さから航空機の部品などにもつかわれています。フレームの軽さは25セントコインと同じ約7gです。

ミニマルにデザインされたボタン周り

フレームのボタン周りには、美しい均等なマージン0.1mmのC面が施されています。「C」は「chamfer」の略で「面取り」を意味しています。このC面のおかげで、硬いジュラルミンが手になじむ柔らかさをもちます。

無骨なネジをなくす

金属iPhoneケースの美しさ・精度・難しさを表す指標は “ネジ”の有無です。削りだし加工からつくられたケースには必ずネジがありますが、曲げ加工からつくられた薄金にはネジがありません。薄金は上下のフレームが0.1mm精度のツメでパチッと気持ちよくはまるネジレス構造になっています。

iPhoneの感性を超えるケースをつくりたいからこそ無骨なネジは着けられない、モルファワークスの強いこだわりです。

削りだしではなく曲げにこだわった理由

薄さとネジレス構造、この2つを実現するために“曲げ”という加工を選びました。通常、金属バンパーのほとんどが金属ブロックからの“削りだし”で作られています。“削りだし”では、加工途中で亀裂が入らないように肉厚に設計する必要があるためデザインに制約が生まれてしまいます。さらに“削りだし”では材料のほとんどが廃棄になるため、結果として製品の価格が高くなってしまいます。一方で“曲げ”は最薄を実現でき、さらに必要最小限の素材しか使わないエコフレンドリーな技術です。

では、なぜ世の中に“曲げ”の金属バンパーがほとんど存在しないのか?それは難しいからです。“曲げ”では伸び公差が発生したり、曲げの部分に歪みが発生します。内溝のある薄い金属板を、iPhoneと同じ美しいフラットなカーブに0.01mm精度で仕立てるのは至難の業なのです。さらに材料は加工難易度の高いジュラルミン。金属を曲げ続けて100年の大島金属工業が誇る、世界随一の曲げ技術を以てして、そして幾度の失敗を経てようやくiPhoneに比類する精度とカタチを実現できました。

匠たちの業のハーモニー

写真は曲げ加工後の勘合部の100倍写真です。切削と曲げの匠の業ハーモニーがここにつまっています。

例えば、曲げ工程で発生する伸び誤差や角Rの歪みといった問題。0.01mm精度で嵌まる勘合部を生み出すために、曲げの職人、切削のの職人、そして設計担当も交えて議論と試作を何度も行い、両工程の最適化をすすめる必要がありました。

薄金の製造工程には、切削、曲げ、磨き、塗装、エッジング、レーザー刻印と6つもの長い道のりがあり、それぞれの工程で異なる業と視点をもつ匠たちがたずさわっています。ひとつの工程は前後の工程にも影響を及ぼすため、匠たちがこれまで培ってきた暗黙知をいかに引き出し、調和させていくかが大切なのです。

美しさがつづく化粧

最後の行程は塗装です。フレームの色づけは0.02mmでも厚みが変化してしまうと、勘合が嵌まらなくなってしまうため、高度な染色技術を持つ職人技が必要になります。薄金の表面には、わずか0.005mm厚の酸化皮膜を生成するアルマイトを採用しています。染料が深く素材に浸透しているため、多少の衝撃では剥げない上に、傷もつきにくくなっています。またフレームのブランドシンボルの刻印はレーザーで掘っているため、ネームが剥げる心配もありません。ずっと使うものだからこその丈夫さ、つづく美しさ。モルファワークスは製品の寿命までを考えて、こだわりのものづくりを行っています。