柄の由来
黄河上流にある竜門の滝と呼ばれる急流を登りきれた鯉は、
化して龍になるという中国の伝説に基づく。(登竜門の由来)
日本では、縁起の良い図柄とされ、「立身出世」の願いを込めて好まれ、
掛け軸、羽織の裏、鯉のぼり、などに多く用いられている。
Carp Climbing a Waterfall (for iPhone SE)
Pattern Origin:
According to Chinese mythology, a carp which succeeds in climbing the rushing waters of the waterfall in the upper reaches of the Yellow River is said to be transformed into a dragon. In Japan, this pattern is seen as a lucky one that symbolizes success and career advancement, and is often featured in wall scrolls, haori coats, and flags.
プロフィール
成願義夫
1955年生まれ
日本画家・着物図案家・グラフィックデザイナー
日本の伝統文様と伝統的色彩の研究家
(株)京都デザインファクトリー社長
Profile
Yoshio Jogan
Born 1955
Nihonga artist / Kimono pattern designer / Graphic designer
Researcher of traditional Japanese patterns and colors
President, Kyoto Design Factory, Inc.
http://www.wagara-kyoto.com
[著作物]
●和柄素材集
『花遊都』友禅日本の花 (株)データクラフト2007発売
『花遊都』友禅京の伝統柄 (株)データクラフト2007発売
『花遊都』友禅京の新和柄 (株)データクラフト2007発売
●書籍
『和柄パーツ&パターン素材』 (株)データクラフト2009発売
『和柄の花 素材集』 (株)ソーテック2009発売
『和柄パーツ&パターン素材vol.2』 (株)ソーテック2010発売
『TheWAGARA 日本の伝統美』 (株)ソーテック2011発売
『懐かしくて新しい レトロモダン素材集』 (株)技術評論社2011発売